Google One AIプレミアムの特徴は?他のプランとの違いも解説

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2024年2月8日、Googleは新しいAI「Gemini」を発表するとともに、新しいGoogle Oneのプラン「AIプレミアム」を発表しました。AIプレミアムは、他のプランとどのように違うのでしょうか?

この記事では、AIプレミアムの特徴や他のプランとの違いについて解説します。

AIプレミアムの特徴

Google Oneの公式サイトのスクリーンショット
Google Oneの公式サイトのスクリーンショット

AIプレミアムプランの最大の特徴は、Googleの新しいAI「Gemini Ultra」を利用できることです。

Googleはこれまで、Bardと呼ばれるAIを搭載したチャットサービスを提供していました。2月8日に、GoogleはBardを「Gemini」という名前に変更し、新しいモデル「Ultra 1.0」をリリースしました。

Ultra 1.0を搭載したGeminiは「Gemini Advanced」と呼ばれ、AIプレミアムプランに含まれています。

Geminiについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

他のプランとの違い

Google Oneには現在、「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」「AIプレミアム」の4つのプランがあります。それぞれのプランの価格と特徴は次のとおりです。

ベーシックは月額250円で、次のような特徴があります。

スタンダードは月額380円で、ベーシックプランのストレージ容量が2倍の200GBになります。

プレミアムは月額1,300円で保存容量が2TBになり、さらにGoogle Workspaceの高度な機能が使えるようになります。

AIプレミアムは月額2,900円で、プレミアムプランの特典に加えてGemini Advancedが利用できます。また、まもなくGmailやGoogleドキュメントなどでもGeminiを利用できるようになるとのことです。

無料トライアルはある?

記事執筆時点では、AIプレミアムプランは最初の2か月を無料で利用できるとのことです。気になっている場合は、ぜひ試してみてください。

他社との比較

Microsoftは、同社のCopilotのより高度な機能を使える「Copilot Pro」を月額3,200円で提供しています。Copilot Proの詳細については、次の記事で解説しています。

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【Copilot Pro】無料版との違いや料金・登録方法などを解説
Microsoftが提供するCopilotは、コードやテキストの生成を支援するAIツールです。Copilotには無料版と有料版(Copilot Pro)があり、無料版では基本的な機能のみが利用できます。この記事では、Copilot Proの無料版との違いや、料金、登録方法などを解説します。Copilot Proの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

また、ChatGPTの開発元のOpenAIは、ChatGPTで高性能な「GPT-4」というモデルを利用できるChatGPT Plusプランを月額20ドル(約2,990円)で提供しています。

Google One AIプレミアムは、その価格帯からChatGPT Plusを意識していると思われます。GoogleフォトやGoogleドライブをよく利用する場合は、Google One AIプレミアムを検討してみるとよいでしょう。

まとめ

Google One AIプレミアムは、Googleの新しいAI「Gemini Ultra」を利用できるプランです。他のプランとの違いや、他社との比較を踏まえて、自分に合ったプランを選んでみてください。

参考

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